事業についてABOUT SERVICE

SERVICE 01生活介護

SERVICE 02就労継続支援B型

農楽里は龍ケ崎市馴馬町で、ハーブや野菜の栽培、調理・加工、販売などを行う多機能型事業所(生活介護・就労継続支援B型)です。

利用者の心身の状況や適性、意向、興味・関心を大切にし、一人一人に適した活動が提供できるよう努めさせていただきます。
また、利用者の心身の状況を的確に把握し、作業時間、作業量など、過重な負担にならないよう配慮しながら、個々に時間調整をします。
利用者の個々の性格や生活のペースを尊重し、一方的な理由で行動を強要しません。

「農業って、やってみるとなんだか楽しいね」「あっ芽が出た!」「甘くておいしかったって〇〇さんが言っていたよ。」
働くことの喜びの場をたくさん提供し、無理のない支援を通し、自立への足がかりとなる応援をします。

定員

生活介護10名
就労継続支援B型10名

利用日

月曜日~金曜日
(土日・祝祭日・お盆・年末年始は除く)

利用時間

午前9時~午後4時

実施地域

龍ケ崎市及び近隣にお住まいの方

送迎

ご相談に応じます。お問い合わせください。

事業の目的BUSINESS PURPOSE

事業の目的

農楽里が実施する指定障害福祉サービスは、障害者総合支援法等関係法令の理念にのっとり、利用者がその有する能力及び適性に応じ、
自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、個別支援計画に基づき利用者に対して必要なサービスを適切に行います。

サービスの提供に際しては、利用者一人ひとりの障害や心身の状況に即した適切な支援の提供と、利用者一人ひとりの人権に配慮した支援を行うために、
障害者支援に関する専門的な支援のスキルと職業倫理を基盤として職務に当たらなければなりません。
このことを職員が共通認識をもって、職務を遂行するために「職員行動指針」を定め、私たちは実践します。

事業所の基本的姿勢って?

サービスの提供に当たっての基本的な姿勢について、以下の「自己点検チェックのための生活介護事業ガイドライン案」にのっとり適切に行います。
この「基本的姿勢」を踏まえ、利用者一人ひとりの障害や心身の状態を理解し、最適な支援を行うことで、心身の健康の維持及び増進を目指します。

 利用者一人ひとりの障害特性や心身の状況等を把握し、さらに利用者一人のニーズや希望する生活について理解するための適切なアセスメントを行うことが重要である。そのアセスメントを基盤として、利用者が主体的に生活を送り、自己決定による自立と自己実現に向けて支援を行うための個別支援計画の策定しなければならない。

 (生活介護事業においては)、事業所は利用者一人ひとりの個別支援計画に沿って、利用者の心身の健康の維持・増進のための日常生活の支援を保証しながら、農作業を始め提供する諸活動によって喜びややりがいの享受し、友人や支援者等との対人関係を構築し、地域社会とのつながりのなかで、利用者の自己実現のための主体的な生活を送るための場として、サービスを提供するものである。

 (就労継続支援B型事業においては)、利用者一人ひとりの個別支援計画に沿って、利用者の日常生活及び社会生活の支援を保証しながら、利用者が生産活動を主とした諸活動によって、働くうえで必要な知識や技術の向上及び喜びややりがいの享受、友人や支援者との対人関係の構築等を目指し、地域社会とのつながりのなかで、社会のなかでの役割の創出、利用者の生きがい、自己実現のための主体的な生活を送るための、生活の資質の向上を保証する場として、サービスを提供するものである。

生活介護LIVING CARE

日常生活上の支援、創作的活動や生産活動の機会の提供のほか、身体機能や生活能力の向上のために必要な援助を行います。
なかでも日常生活の提供は大切な機能を持ち、身だしなみ、排せつ、食事の提供など行います。また、その他生産活動や創作的活動も重要です。
個々のニーズに応じたサービスの提供に努め、心身の安定を図りながら、利用者の方が興味や関心をもち、楽しめるようなサービスを実現します。

農楽里では、障害が重くても仕事(農作業)に取り組んでみたい方、土にふれ、自然の香りに囲まれた畑で野菜を育てるのが好きな方、室内の仕事が苦手な方のための支援を生活介護で行っています。

支援内容SUPPORT

生活介護 支援内容

利用者の障害や心身の状態を十分に把握し、個別のニーズに基づいて適切な支援を行い利用者の心身の健康維持及び増進を目指します。

創作活動では、自己表現の喜びや視覚・手指からの感覚的刺激を通じて豊かな感性を培うよう取り組みます。
生産活動では、特に事業所の主要な活動である農作業を通して心身機能の向上や役割を担うことでのやりがい、働くことの楽しさを享受できることを目指します。 また、利用者に合わせた道具の整備を行い、合理的配慮に則った対応・支援を提供します。
作業援助では、利用者の適性や能力を観察しつつ、適切な作業を提供し、自立に繋がるよう支援します。
作業は固定せず、時間や日によって変更し、適材適所で考え配置します。

すべての作業は利用者の心身の状態を適切に把握・考慮し、作業時間・作業量ともに過度な負担とならないように配慮しながら調整して行います。

就労継続支援B型EMPLOYMENT SUPPORT

就職を目指し社会人としての知識・能力を身に着けたい、働くことに自信が持てない、生活リズムを整えたい、毎日通える居場所がほしい、
周囲とのコミュニケーションの取り方が分からない、室内よりも自然の中で野菜を作ったりすることが好きなど、そういった方へ向けて必要な訓練・支援を提供します。事業所内での農作業、トレーニングのほか、近隣の農家様での職場体験(戸外作業)も取り入れます。

支援内容SUPPORT

事業所では、体を動かして汗を流して働くことを何よりも大切にしています。
生産活動では、農作業を第一に考えます。私たちが農作業を大事にしていることには理由があります。詳しくは農業にこだわるワケ

職業準備性チェックシートや就労支援のための訓練生用チェックリストなどを参考に、生産や販売の活動の中で意欲や根気、向上心や責任感を身に着けられるよう支援するとともに、 お客様とのやり取りを通じて協調性やコミュニケーションスキルなども学びます。

支援を通じて、利用者が自分の居場所や達成感、意欲・希望を得ながら、職場で求められる社会性や自己管理能力を身に着けられるようサポートしていきます。

就労継続支援B型 支援内容

具体的なサービス内容SPECIFIC SERVICE

利用者一人ひとりの個別支援計画に沿って、基本活動を複数組み合わせて支援を行います。

自立支援と日常生活の充実のための活動
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自立支援と日常生活の
充実のための活動

利用者の心身機能の維持向上、創作的活動や生産活動等の諸活動を通して楽しみややりがいを提供します。さらに他者との交流を通じて、対人関係や活動の幅が広がることを目指して支援を行います。利用者の主体的な行動を促進し、利用者の自己実現と自立を目指した支援を行います。

食事(昼食)の提供・身辺衛生面の支援
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食事(昼食)の提供・
身辺衛生面の支援

自分たちが栽培している野菜を使用した食事を提供します。身辺衛生面の支援においては、身だしなみや排せつ等の支援を行います。

生産活動
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生産活動

農作業(種まき、たい肥・ボカシ肥作り、有機野菜栽培・収穫、野菜の袋詰め、ハーブの栽培・加工)、乾燥野菜、製菓、漬物づくりを行います。
生産活動を通じて発生した事業収入から必要経費を差し引いた額を工賃として、利用者に支払います。

利用者の特性や状態に応じた支援
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利用者の特性や状態に応じた支援

利用者それぞれの障害特性や心身の状態に即した適切な支援を提供します。

機能向上のための援助
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機能向上のための援助

身体機能や生活能力の向上を目指し、適切な支援を提供します。

創作的活動
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創作的活動

農園でのハーブ栽培・製品加工(各装飾の素材に使用)を実施します。

社会生活のための支援
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社会生活のための支援

地域のイベントに参加したり、事業所周辺の空き缶・ごみ拾い、施設訪問(合唱、楽器演奏披露)を実施します。

健康維持活動
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健康維持活動

利用者の健康維持・促進を目的に、ウォーキングを毎日30分から1時間実施します。

野菜販売業務
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野菜販売業務

自採り・朝採り・めかた売り野菜を販売します。事業所内直売所や訪問販売、野菜販売協力店へ野菜の納品を実施します。

余暇活動
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余暇活動

利用者の晴耕雨読の時間として、カラオケ、運転免許取得、PCやスマフォの操作支援、茨城県障害者スポーツ大会競技会(参加のための練習)、施設訪問の練習・交流等実施します。

職場体験
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職場体験

稲の苗運び、稲刈り補助、栗林と梅畑の管理(通年)等実施します。所外で行う作業は外部の方との接点であり、利用者にとって迅速・確実・丁寧な作業を確認する場となります。

健康管理・相談援助
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健康管理・相談援助

健康相談、健康診断等、服薬管理、相談援助を行います。

サポート01

農作業は2~4名のグループ単位で活動。できるだけ自分で意思決定できる機会を尊重し、無理強いはしません。
草取りの苦手な人がグループに入ると、自然と長時間取り組めるようになってきます。こうした集団のもつ力(グループダイナミックス)を借りながら、約60品目の野菜を栽培しています。

農園に集う私たちは「ありがとうございます。」が口ぐせです。このことばには「お互いさま」の気持ちも含んで使っています。

サポート02

自家製の有機肥料を使い、祖父母から教わった昔ながらの農法で、生物多様性を育む農業を推進します。
微力ではありますが、SDGS(エスディージーズ)に取り組んでいます。

~ 農と生きる ~

 昭和62年に制定された障害者の雇用促進に関する法律の改正法が、平成28年4月から施行されるなど、障害者の雇用・就労に対する環境は改善され、雇用率は上昇しています。しかし、一方では人間関係でつまずいたり、同僚からひどいいじめにあったりして退職の憂き目にあう障害者がおられることも事実です。現に、私たちの仲間に特別支援学校に勤めていた教員がいますが、彼女が定年退職するまでの期間に、卒業生の保護者から受けた相談は12件に上りました。大半は、「トラウマになり、家にひきこもるようになってしまった…」、「息子に合う仕事が何か会ったら…」、「暴力をふるうようになった。」といった相談でした。

 人は誰しも、「自分が必要とされている。」「誰かの役に立っている。」と、思いたいはずです。そう思うのは当たり前のことですし、自然なことです。なぜなら、人は人の役に立つことで生きがいや、やりがい、働きがいを見出すことができるからです。しかし、通っている職場で「もう来なくていい。」とか「バカ野郎、じゃまだ、あっちに行け。」と、毎日のように罵声を浴びせられたり、バカにされたりしていたら、職場に行く気にはなれないと思います。「それでもがまんして職場にいきなさい。」とは言えませんでした。「職場にはもう自分の居場所がないんだ。」と感じたとき、その辛さはことばでは言い表せません。保護者からは、「近場に障害者の生活や仕事のことで相談にのってくれたり、心配事や不安に思っていることを親身に聴いてくれる場所があったらいいのに」、「日中でもすぐに連絡がとりあえたら。」と言った話がよく出ていました。私たちは保護者の話を聞くにつけ、上述したような障害者のニーズに合った福祉施設の必要性を考えるようになりました。私たちは普段は学校があったため勤務が空けてからとか休日などに対応せざるを得ませんでした。法人格をもたないために活動のすべての面で関係者の個人的責任の下で行なわざるを得ませんでした。そのため、運営基盤に弱さがあり、日々の活動は厳しい制約を受けざるを得ませんでした。こうしたことから私たちは、NPO法人格を取得したく、平成29年5月に茨城県にNPO法人の認証申請をしました。おかげさまで同年8月にNPO法人の認証を得ることができました。認証後、上述した施設の条件に一つでも二つでも適う福祉施設を作りたく動きました。

 私たちは、障害の有無にかかわらず、農業に魅力を感じた者同士が、皆で力を合わせて(協働で)取り組む有機農業を考えています。(将来的には自然農法を目指します。)農業の魅力は、土づくりをはじめ、播種、生産、調理・加工、販売に至るため、作業が多岐にわたっており、障害特性や障害者の個性に対応した働き方を提供し得ることです。また、農業は一般就労に向けた体力・精神面での就労訓練も可能なこと、地域に暮らし続けながら仕事の場を近隣地域に得られることなども農業の大きな魅力です。さらに、農業には癒し、生きがいや健康増進、地域の交流の機会などが増え、それが障害者のコミュニケーション能力の向上にも繋がるのではないかと思います。

私たちは、農業のもつ、こうした効果・作用に着目し、「農と生きる」のスローガンのもと、以下に示す5つの柱を基本とし、障害者総合支援法の理念に基づく障害福祉サービスを展開します。

~ 5つの柱 ~

  1. 障害者及び当該主旨に賛同する協力者が協働し、ハーブ・無農薬野菜の生産・加工・販売に至るまでを一貫して行う農園を運営します。
  2. 有機質肥料と土壌微生物を活用した環境保全型農業を推進します。このことを事業所の強みとして、近隣農家の農作業を受託したり、自家生産した有機野菜を売りにした直売所や農家カフェなどを運営したりして、就労支援の拡大を図っていきます。
  3. この法人が行う農園は、集団ゆえに生まれる動力(グループ・ダイナミックス)を基に個人が生かされる人的環境・集団づくりを大切にする」を旨とし、対等な関係を保ちつつ、ともに助け合い、支え合います。
  4. 農作業には仕事が多岐にわたってあることから、得意な仕事がきっと見つかります。その仕事に出会ったとき、誰もが皆すばらしい働きをします。「自分にはやるべき仕事がある。」、「働くことが楽しい。」…農園に集う者が皆、ともにこうした実感(働く喜びや働くことの楽しさ)が得られる事業所でありたいと考えています。
  5. 「自分は社会から必要とされている。」、「誰かの役に立っている。」、私たちは職場で仲間から認められ、自分の居場所ができることで自尊心をもって生きていけるのだと思います。事業所は、こうした自尊感情や自己肯定感を大事にします。
    障害の種別、程度、あるなしにかかわらず、様々な能力、個性のある人たちが集い、皆が同じ目的(農と生きる)を共有し、対等な関係を保ちつつ、助け合い、支えあうことで、農業と人、自然と人、人と人が共生する、笑顔で安心して暮らす、地域になくてはならない事業所を目指します。

SERVICE 01生活介護

創作活動

創作活動

室内や日用品の装飾など生活に潤いをもたらす創作活動に重きをおきます。展示発表につなげます。

生産活動

生産活動(農園でのハーブ栽培、収穫、加工)

農園でのハーブ栽培、収穫、加工

生産活動(ハーブや野菜の袋詰め)

ハーブや野菜の袋詰め

生産活動(ハーブ製品の制作、販売)

ハーブ製品の制作、販売

生産活動(綿づくり)

綿づくり

各装飾の素材に使います。

体力づくり

体力づくり(ウォーキング)

ウォーキング

毎日30分~50分

SERVICE 02就労継続支援B型

生産活動

生産活動(農園での野菜作り、調理、加工)

農園での野菜作り、調理、加工

生産活動(菓子・漬物製造、販売)

菓子・漬物製造、販売

生産活動(「自採り・朝採り」野菜直売所の販売業務)

「自採り・朝採り」野菜直売所の販売業務

共通活動COMMON ACTIVITY

余暇活動

余暇活動

日常生活の必要性から生じた活動です。本人の意思から出たものに限ります。個人で、あるいはグループになって活動します。内容によっては、ボランティアで講師の先生を招いてご指導いただきます。

<例>
運転免許 / 楽器の演奏 / PCやスマートフォンの操作 / 絵画・陶芸制作 / ゆうあいピック茨城大会参加(参加のための練習) / 等々

社会活動

社会活動

地域の人たちとの交流の場づくり活動、事業所周辺の空き缶・ゴミ拾い活動、訪問活動(合唱、楽器演奏披露)等。

自家製無農薬野菜も直売しています!(日にち:毎週月~金、場所:施設入口にて)

野菜直売所

毎週月曜日~金曜日、施設入口にて自家製無農薬野菜を販売しております。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

1日の流れ/事業についてONE DAY/ABOUT BUSINESS

08:50~

出勤

09:00~

朝礼・ウォーキング

10:00~

午前の作業

12:00~

昼食・昼休み

13:00~

午後の作業

15:30~

片付け・清掃

15:50~

終礼(1日の振り返り)

16:00~

帰宅

事業について

定員

生活介護10名
就労継続支援B型10名

利用日

月曜日~金曜日
(土日・祝祭日・お盆・年末年始は除く)

利用時間

午前9時~午後4時

実施地域

龍ケ崎市及び近隣にお住まいの方

送迎

ご相談に応じます。お問い合わせください。